お湯で足りる生活(手荒れしない家事編)
美容学校時代、面談の途中で担任の先生こんなことを言われました
私の手を取りまじまじと見つめながら
「あらら、あんた絶対手荒れする手してるから!気をつけなさいよ!」
ひょええええええええええええええええ!
なにそのハルマゲドン的な恐ろしい予言!
先生の心配も私の不安もむなしく
わたくし今まで一度もヒドイ手荒れをしたことがありません。
先生・・・あの予言はなんだったんでしょう?(笑)
ただ、手の指がかっさかさになることがごくたま~にあります
その理由はハッキリしてるんです。
それは
自宅以外の場所で仕方なく
市販の液体食器洗い洗剤を使ったあとです
一発で皮膚が乾燥しますね~!
でもみなさん
手荒れしたら
保湿クリーム塗ればいいじゃん?
手袋はめて食器洗えばいいじゃん?
そう思ってませんか???
でもそれって
ほんとにほんとうに真実=正しいことなのでしょうか?
湯シャン、顔のお湯すすぎよりもさらに考えを覆すのが難しい事。
それは
「食器洗い洗剤を使わなければ落ちない」という思い込み。
昔おばあちゃんって食事をしたら、お茶碗にお茶を入れて飲んでいませんでしたか?
あれこそがおばあちゃんの知恵だな~と思います
お茶で濯いでいるので、洗う時も濯ぐだけですぐきれいになるんですよね。
今みたいに肉食文化でもないので、ブクブクに泡立てて洗う必要もなかった。
私たちはいつから 食器を洗うときは洗剤を使わないといけない
という思い込みがはじまったんでしょうか。
間違いなく戦後の改革の影響ですよね・・・
話を戻します。
実際 我が家の食器洗いは
ほぼお湯とスポンジで行っております
(浴槽もトイレ掃除も洗濯も
高酸素洗濯水と高酸素柔軟水を使ってお湯で洗濯してます)
コップ類、陶磁器もお湯とスポンジで
グラスはメラミンスポンジできれいに落ちます
お皿もキュッキュっと音がなるくらいちゃんときれいになりますよ。
油よごれは落ちるの?
という疑問が浮かんでくるかと思うのですが
我が家の場合、料理に使う油はほぼ
ココナツオイルを使っているので、冷えると固形に固まってくれて
紙でふき取ってお湯で洗えばフライパンさえもきれいになります。
ただ、ひとつだけヌルヌルが残って気持ちよく洗えないものがあります
それは
プラスチック容器です
プラスチックは石油が原料なので、食器などの分子よりも粒子が荒く粗雑なため
汚れが残りやすいんだと思います
そういう容器を洗う時だけ少しの洗剤を使います
私が使っているのは
パックスナチュロン キッチンシャボン (食器洗い用液体石けん) 詰替用2300ml
約1000円くらいで2,3L入っているのでコスパ最高です
石鹸成分なので、肌にも安心ですが
それでも毎日使い続けると肌も乾燥すると思います。
市販のCMで流れているような食器用洗剤よりははるかに毒性はないですが
それでもやはり排水で流すのは気が引けるのであまり使わないようにしてます。
先日東京にある
水の科学館に行ってから、さらに生活排水への意識が高まりました
↑キッズに混ざって大人一人が参加する図を想像してみてほしい(笑)
ところで 市販の洗剤をまだ使いたいと思っている方
合成界面活性剤の食器洗い洗剤
を実際を皆さんあまり知らないようなのでご説明します
本来、食べ物は消化器官から吸収された物質ならば、
必ず肝臓を通過するので、肝臓の解毒→腎臓の解毒→9尿の中に排泄されます。
しかし皮膚から入る経皮毒というのは、毛細血管を通って心臓へたどり着き、今度は心臓から全身の器官へと広がって、さらに体内に蓄積される事になります。
女性の場合、子宮にも蓄積し、アレルギーやアトピー性皮膚炎の子供が生まれる原因になると云われています。
女性用の避妊フィルムにも合成界面活性剤が使用されており、その殺精子力は、50ppm(0.005%濃度)の量ならわずか1秒で精子が死亡してしまうほど。
最近では、精液中の精子数が減少したり精巣障害との関連性も指摘されています。
化学物質である合成界面活性剤は、体内に侵入して細胞内に入ると、遺伝子をも傷つけます。
肌のバリアである表皮常在菌も簡単に剝がしてしまうため(最近の除菌系は特に)
免疫力の低下を引き起こします。
人体だけでなく、河川への影響も大きな問題になっています。
合成界面活性剤は生物の細胞を破壊するため、微生物たちが死んでしまいます
河川の有機物汚染が進行してしまうため川や海の生態系にも多大な影響を与えているという報告があります
実は私たちが飲んでいる水道水というのは、
台所から出した排水が川やダムに流れ、その水を水道局で塩素やオゾン殺菌されたものを
安全な飲料水として再利用して飲んでいるのです。
塩素濃度は少ないと問題視されますが多い分には制限が定められていないそうです
その塩素たっぷりに消毒された水がまた私たちの体内に戻るという悪循環が繰り返されているのです。
自分の目の前から見えなくなったとしても
決して自分に還ってこないものはないんです。
勝手に汚すだけ汚して、私を含めて
きれいな水を飲みたいと思うってすごく勝手ですよね・・・
どうして人はわざわざ抜け毛を起こすシャンプーを使い
肌のバリアをなくして乾燥させるボディーソープを使い
毎日せっかく作った料理を毒を塗った食器に盛り付け
それをまた毒で洗い流す(していると思っている)
手荒れをしてまた化学物質のクリームで保湿し
ばい菌が怖いと言って除菌をし、塩素だらけの水道水を飲んで
「美しく健康でありたい」 と胸を張って言えるのはどうしてなのか?
この矛盾にたくさんの主婦の方、お母さんたちが気が付いてくれたら
将来の子供たちにも私たちが小さい頃に飲めたきれいなお水を
飲ませてあげられるのになと思います。
私たちの先祖の方たちが壊さないように大切にしてきたものを
たった4,50年であっという間に汚してしまった。
私は環境保全家でも活動家でも科学者でもありませんが
今のわたしたちのままではダメだいうことくらいはわかります
ちょっと途中で話がズレてしまいましたが
自分から出した汚れで
お湯で落ちないものはほとんどないはずですから
試しに早速やってみてくださいな
環境に良いことをすれば 自然と体にも良い変化が起こるはずです。
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