原点は「独裁主義」か「民主主義」か
私、小学生の頃自由研究のテーマで
ナチスの独裁者 アドルフヒトラーについて調べたことがあります
なんで自由研究のテーマにヒトラーを選らんたのかは 自分でも全くの謎です
チョイスが渋いというか重いというか・・・ほんと謎だし変な子供(笑)
前回からの映画繋がりで ヒトラーといえばチャップリンの「独裁者」が有名ですね
つい何日か前にCMでチャップリンのコレクションがディアゴスティーニ社から
発売されてるのを知り、ポチッとしてみました
独裁者の中の 最後のスピーチは
人類史上最高のスピーチ と言われているそうです
全てチャップリン本人が書いたものです
youtubeの動画でもスピーチを見ることができます
70年以上経った今でも心にしみるスピーチ。必見
前回から映画「IAM」について書いていますが
その中でも「独裁主義」と「民主主義」についての興味深いテーマのお話が出てきます
人間は本来 自分勝手で独裁的な生き物なのだろうか?
この疑問を解決してくれたのは シカ の観察でした
一定期間、シカの群れを撮影するため 隠しカメラを設置します
ある時、シカたちが水飲み場の方向へ一斉に動き出すのですが
水飲み場に行くのが 早すぎても遅すぎてもダメらしい
なぜなら 速度が速すぎるとはぐれて敵に襲われたり、飲めないシカも出てくる
遅すぎれば脱水症状などで命の危険もある。
この絶妙なタイミングは一体誰がどのように決めているのか?
リーダーがGOサインを出すとか? 科学者さんたちもこう予想しました
科学者たちは年長で知恵のあるオスのシカが仲間を導くと予想していた
ところがどっこい 研究の結果
こんな事実が判明するのです
まず
草を食べていた数頭がいずれかの水場の方を見始める
その数が群れの51%に達した時・・・・
100頭の群れなら 51頭目が水場の方を向いた時
群れの過半数に達した瞬間群れ全体が水場へ移動を始めた
ボスが取り残されることも多い
Oh ボス・・・気持ちわかるよ ツライヨネ
でもこれってあれじゃない?
だってみんな見るからつい私もつられて見ちゃったんだよねー
的な?
みんな持ってるからつい欲しくなって買っちゃったー
的な
人間あるあると一緒じゃない?
つまり人間も含めた生き物すべては本来
多数決&民主主義で生きているということ
同じ思考が一瞬で伝達しあい協調しあう行動はシカだけではく
魚や鳥の大群が一斉に向きを変えることもそうですよね
この法則は虫から霊長類まで一致しているんだそうですよ
我々のDNAには 協調と民主主義が刻まれている
では 一体どうして一斉に思考が伝達し合うことができるのか?
そのヒントは
前回の記事の中
過去で書いた記事や昔読んだ本や調べたこともいろんな意味で繋がってるんだなぁとしみじみ。
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