ファスティングのおはなし
つい先日 ある人から こんな相談を受けました
「ファスティングしたいので何か良い酵素ドリンクを知りませんか?」
ファスティングとは 断食のことです
水や酵素ドリンクを飲みながら食事を抜くというもので、期待できる効果としては
・デトックス効果
・内臓を休める
・免疫力UP
・腸をキレイにする
・ダイエット効果
・感覚が鋭敏になる
など とても魅力的なキーワードがたくさん並んでいるので
美容や健康に関心の高い人は結構ご存知かと思います
で、私も実はファスティング経験済みでして
手作りの酵素ドリンクと水で断食7日間
結果7日目、買い物していたら突然気を失って倒れました(照)
当時は病気を治すために体や血を綺麗にしたくてやったんですが
体力がなかったせいで倒れたんだと思います
今思えば 懐かしい思い出です(笑)
最近は「食べない人」たちも注目されてブームになっているようですが
こういう人たちはかなり特殊です(理由があります)
気軽な気持ちで一般の方が真似するのは危険で
長期間の断食はやっぱりちょっと極端な気がするんですよね
せいぜい1食抜くとか、週末断食くらいにするくらいならいいと思います
そして 売られている酵素ドリンクも、
肝心の酵素は加熱処理ですでに酵素が無くなっている場合が多いですし、
糖度も高いものが多いのでこれも血液を酸性化させます
個人的には、高価な酵素ドリンクを飲むなら
スロージューサーでニンジン1種類のジュースを飲んだほうが
新鮮で生きた酵素(微生物)が手軽に取れると思うのですが、どうでしょう?
人間の細胞は 常に新陳代謝して 古いものは老廃物として排除され、
新しい細胞を作って常に生まれ変わってくれるので 私たちは元気でいられます
この生まれ変わるためにには「微生物」の働きが欠かせないんです
わたしたちはこの微生物を食べ物から摂取しています
そして微生物の種類によって役割も様々です
肌を作る微生物、爪を作る微生物、腸や胃で働く微生物など
すべて役割分担をしながら私たちの肉体を維持してくれています
食べないということは、微生物を取り入れないということになりますので
新陳代謝が行われなくなりますから そこに 「空洞」が生まれます
これでは 正常な循環ができずバランスを崩して病気を招きかねません
私も7年前に断食やマクロビオティックやビーガン食を徹底していた当時
ガリガリに痩せて顔には生気がなく、イライラと怒りっぽい状態でした
頭で考えすぎて理論詰めし、食べ物を善悪で裁いて
感謝の気持ちがなくなっていたんだと思います
どんなことにおいても言える事ですが
無理をする = 理がない = 理にかなってない ってこと
お肉もお魚も果物も野菜も 自分の心が食べたいと思うときに食べたらいいと思います
好きなものだけに偏らずできるだけ新鮮なものを食べて新陳代謝を促進して
酸素の豊富な新鮮な水もしっかり飲むと血流もよくなり冷え症も改善されます
話は戻りますが、 夏は生野菜が豊富に取れるので 微生物たちも取り入れやすいのですが
問題はこれからの冬の時期ですよね
冬で食べられる生の野菜、微生物・・・と考えたとき
そうだ!漬物だー!!!
これこそ 昔から伝わる発酵食品
塩分で体も温まるしミネラルも微生物=酵素も取れる超健康保存食じゃありませんか!
やっぱり昔の人は知恵があったんだな~
おばあちゃんや母の作るニシン漬けやたくあんも今となってはありがたい食べ物だったんですね
ついつい味のあるものに目を向けがちですが
人間はだれでも60%以上が水でできています
酸素の豊富な水は腐りませんし分子が小さいのでより老廃物をキレイに洗い流してくれます
肌の調子や体調がよくなって体も頭もスッキリしてきますよ
身近なことを見直すって実はとっても大切だったりします
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