安心の左回りと不安な右回り?
前回の記事のビンの例え
わかりましたか?
何が伝えたかったというと
回転の法則は受け手と与え手では逆になるということを知っていただきたかったんです
どちらかが+になることも、もう一方からしたら-になる
ここがとても大切なポイントじゃないかなと思うのでちょっと頭に入れておいてくださいね
話しは変わりますが
車を乗ったことのある方は経験がある
「右折と左折」
右折と左折どっちが楽に感じますか?
断然、左折!
ですよね?
実は左回りには「安心感」を感じやすい法則があるそうなんです
調べてみると左回りの法則の心理を利用したものってたくさんあるんですよ
例えば
コンビニエンスストアやスーパーの動線
左回りに店内を回り商品を見てもらうことで
ゆっくり買い物しやすい設計にしていると思います
それから 遊園地の メリーゴーランド
これも 左回りです
そして 徒競走やマラソンのトラックも左回り
先日四国に行ったときにたまたま小学校の運動会を見かけたのですが
その学校は右回りだったな~ 最近の学校は右回りなのかしら?
実際、左回りのが速く走れると思います
右回りだと観客側にパワーが放出されてしまうので
走る方からすると、力が入りにくいはずです
冒頭に書いた 受け手と与え手のプラスとマイナス、吸引と放出の法則がまさにこれです
左回りと右回りの違いを簡単に実験&確認する方法があります
真っすぐ立って、左回りと右回りで回ってみてください
左回りはスムーズに回れるのに対して右回りの方が回りにくいはずですから~
左回りは「安心感」「力が発揮しやすい」とお伝えしましたが
では 逆に 右回りはどういったところで使われているのか
左回りと反対の性質があると考えると
右回りはエネルギーが放出に働くので
「不安感、ドキドキ、刺激的」といったところでしょうか?
実はお化け屋敷系のアトラクションは
あえて右回りにさせるものが多いそうです
それから
右回りはゆったりしにくく感じるので、
お客さんの回転率を上げたいようなお店
例えば、回転寿司屋さんも右回りが多いのだそうです
こう考えてみると 無意識の行動パターンってかなり法則が働いているんですよね
私はあまりテーマパークは行かないのですが
ディズニー好きの方はこちらの記事も面白かったので参考にしてみてください
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